「送品予定表作成」の記事構成
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「送品予定表作成」は単なる着荷予定品リストではない!
送品予定表をカスタマイズして商品情報として活用していきます。
送品予定だけでなく、バックナンバー検索表や販売商品のデータ利用に展開していきます。
目的
- 単なるデータ表化している送品予定表を、自店で必要なデータだけを取り出し「もっと見やすい販売資料」として再編集します。
- 自店への入庫予定品リストとして、仕入れ資料、販売品資料として、ヨコ連動できるデータベースとして利用度を高められるように、適正化した資料として業務に組み入れる。
現状理解
個店によって、送品予定表の利用の方法や使用頻度はマチマチでしょう。
あるお店によっては「あぁ、明日はこれが発売なのね。」程度のものか、店頭の新刊差し替えに利用するまでが日常のこと、ではないでしょうか。
送品予定表なので、何が発売になるかは当然のことで、
他にも、入庫数量、商品価格、未入庫品、別冊・増刊号、雑誌コード・ISBNなど、利用できる情報が盛りだくさんです。
問題解決の具体的手順
- (送品予定表は取引の取次(問屋)によってスタイルが違うと思われますが、)取次から送られてくる(WebでDLできる)データを項目別に、自店に合わせて必要不必要を選別しテンプレートを作成する。
- 毎日毎日と、自店用として加工した送品予定データを蓄積していくことが重要になります。
- 日々の送品データの利用方法としては、別ファイルで準備された「外商用の顧客別配達品リスト」、「店頭取り置き品リスト」と連携して、その発売日の送品予定表には「配達品」や「取り置き品」の注意マークが表示されるようにする。
- 長期的には、バックナンバーの問い合わせに対応するために、蓄積された日々の送品表リストを再編集して、1ヶ月単位の送品リストを作成し、過去発売品を検索できる用のファイル作りを行います。
- また、年単位では、在庫棚卸に利用できるように、バーコードから雑誌ナンバーやISBNを読み取って、リスト照合することで、「品名と価格」を出力できるようにすることが出来ます。
問題解決の結論
何はともあれ、一番の基礎的問題として、日々の送品予定表を、マルチタスクに利用できるように資料化・データ化することに注力する必要があります。