ラベルをユーザーフォームに設置する

userformlabeleyecatch

ラベルのコントロールをユーザーフォームに設置します。
プロパティで指定した文字を表示するだけの機能だけでなく、インフォメーションボードのような使い方も可能です。

こんにちは、じゅんぱ店長(@junpa33)です。

今回はユーザーフォームにラベルを設置する方法を説明します。

ユーザーフォームにおいてのラベルの機能は、コントロールの項目や説明、タイトル表示に使われることが多いです。

いろいろなコントロールの中でも、設置方法は一番簡単な部類になります。

ラベルを設置する

userformlabelp008

ラベルを設置するには、最初にユーザーフォームが表示されていることが必要です。

ユーザーフォームの表示設定が分からない時は、

ユーザーフォームの挿入と表示は簡単 エクセルVBA

で確認しておいてください。

userformsetp002

ラベルをツールボックスで選択する

ツールボックスからラベルを選択

userformlabelp001

カーソルをドラッグしてサイズを決めます。

userformlabelp002
矢印下001

ラベルが設置されました。

「□マーク」でボタンサイズや設置位置はいつでも変更が可能です。

userformlabelp003a

ラベルのプロパティ

ラベルの機能として、まさにラベルだけの機能であれば、フォントとフォントカラー、Captionのプロパティ項目を触るだけで大丈夫です。

userformlabelp004
矢印下001

このラベルを指定してコード上で呼び出すためにオブジェクト名を分かり易い別名にしました。

userformlabelp005a

ラベルにその都度変化する値を表示する

ラベルは、「Captionプロパティ」で指定した文字を表示するだけではなく、変数を利用してその都度の変数値を表示させることが出来ます。インフォメーションボード的な使い方をすることも出来ます。

ラベルに文字を表示させるときは、以下の記述で可能です。

「ユーザーフォーム名+ラベルの名前(オブジェクト名)+Caption」

(Module1に記述)

VBA
Sub ラベル表示()
    Dim 都道府県 As Variant
    Dim i As Long
        都道府県 = Array("北海道", "青森県", "岩手県", "秋田県", "宮城県", "山形県")
        i = Int(Rnd * 4 + 0)
        ユーザーフォーム例.都道府県ラベル.Caption = 都道府県(i)
End Sub

変数を使っているので少しコードが難しくなっていますが、「都道府県」という6つの要素の配列を設定しています。

乱数を発生させるRnd関数で「0から5」までの番号をランダムに発生させ、その番号に合った配列の要素をラベルに表示させるというVBAコードです。

userformlabelp006
userformlabelp007

ラベルの表示を使って、このようにプログラムの進行状況や現在選択しているデータ等を表示(アナウンス)することも可能です。

まとめ

userformlabelp009

ラベルは単にユーザーフォーム上で固定した項目文字を表示するためだけのものではありません。

変数を使って、ユーザーに対してその時々の必要なメッセージや案内を表示させることが出来るコントロールでもあります。

逆に色んな発想による使い方が可能なコントロールだということも言えます。

エクセルVBAを独習するのに参考書は欠かせません。 参考書選びは自分に合った「相棒」にできるものを選んでいきたいです。

vbastudyeyecatch2 エクセルVBAの独習でおすすめ参考書を7冊選ぶ。良書との出会いは大切です

今回の記事はここまでです。   最後までご覧いただき有難うございました。

エクセルVBA最速理解で必要な知識を集めよう!

エクセルVBA業務ツールで日常の業務改善を行いましょう。

VBAコードの記述記事においては、その記述には細心の注意をしたつもりですが、掲載のVBAコードは動作を保証するものではりません。 あくまでVBAの情報の一例として掲載しています。 掲載のVBAコードのご使用は、自己責任でご判断ください。 万一データ破損等の損害が発生しても当方では責任は負いません。

アンケートでポイ活しよう!!

アンケートに答えれば答えるほど ”使える” ポイントがたまります。

NTTコム サーチ

af_banner01

Dstyle web

dstyleweb_logo
dstyle_320x50-min