Webで見つけたマクロをコピペで使う

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エクセルVBAに入門していない、はじめての人でも、

マクロをコピーペーストでエクセルに設置できる方法について解説します。
Web上にある便利なマクロを使うための一つの方法です。

こんにちは じゅんぱ店長 (@junpa33) です。

Web上で見つけた気になるマクロを自分で使いたいと思った時に、どうしたらよいか分からない人もいると思います。

「このマクロを使いたいけど使えない!」そんなジレンマを抱えている人にお応えします。

マクロをコピペで使えるようにする手順

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基本的に、マクロを使えるようにする方法は難しくありませんが、いくつかの手順を踏んで行く必要があります。

準備作業①
Microsoft Excelが入っているPCを準備する。

大前提のことです。

Webからエクセルマクロを見つける時にMicrosoft Excelの入っていない別のパソコンで探してしまった時は、

必要なマクロのVBAコードをコピーして、まずメモ帳(.txt)にペーストします。

それを一旦使っているクラウドかUSBメモリーに移してください。

準備作業②
(Microsoft Excelの入っている)PCでエクセルソフトを起動します。

条件に合わせて作業に分岐があります。

  •  以前にこのPCでエクセルマクロを使ったことがある場合は、この項目は読み飛ばしてください。準備作業③へ進んでください。
  •  一度もこのPCでエクセルマクロを使ったことがない場合は設定が必要です。

エクセルの使用設定でマクロを使える設定にする

vbavbekidoeyecatch VBA初めての起動。VBEの立ち上げ、保存と終了

エクセルがデフォルトの状態では、リボンに「開発」タブが表示されていません。

この「開発」タブが表示されていないとマクロは使えません。

  • リぼンの「ファイル」 → 「オプション」タブ → 「Excelのオプション」ウインドで「リボンのユーザー設定」と進みます。
  • 「コマンドの選択」欄と「リボンのユーザー設定」欄を見て、下の写真の様にメインタブに「開発」タブを置きチェックマークを入れておきます。

「OK」をクリック。これでここでの手順は完了です。

準備作業③
マクロを設置する場所「ビジュアルベーシックエディタVBE」を呼び出します。

準備作業②でエクセルのリボンに「開発」タブが現れましたので、一番左端の「Visual Basic」ボタンをクリックします。

クリックすることで、ビジュアルベーシックエディタVBEが表示されます。

(ちなみに右隣の「マクロ」ボタンは設置されているマクロのリストが表示されます。実行したいマクロを選択できます。)

準備作業④
(標準)Moduleを挿入してVBAコードをペースト設置する

素の状態のVBEが表示されました。この状態ではVBAコードをまだ設置できません。

ビジュアルベーシックエディタにModuleを挿入しコードをペーストする

今回は一番代表的な「標準Module」を挿入していきます。

「挿入」タブから「標準モジュール」を選択します。

標準モジュールが表示されました。状態としてはテキスト用のカーソルが点滅しています。

 ご注意下さい 

この写真では「Option Explicit」というコードは表示されていますが、デフォルト表示ではありません。

この「Option Explicit」は何かは、下の関連記事で確認してください。

使いたいマクロのVBAコードをペーストする

サンプルとして今回は、「和暦日付ナンバリング」マクロを貼り付けます。

(2022/4/1から61日後までの日付をA4用紙の右肩に1日づつナンバリングしていきます。)

これでこの項目は作業完了です。

マクロのVBAコードは、「Sub 〇〇〇() ・・・・・・End Sub」で括られるルールになっています。

最低この部分が守られていないと100%動くことはありません。

(Subの代わりにFunctionの場合とか他にもありますが・・・)

先ほどの「Option Explicit」は、マクロのVBAコードを張り付けた時、コードミスがある場合に役立つ「チェッカーのような」コードです。(無くても動きます。)詳しくはこちらで確認が出来ます。

vbaopexplieyecatch Option Explicitとは何、必要? VBA記述で不注意なエラーを防止する
準備作業⑤
エクセルファイルの保存

マクロを使えるエクセルファイルで保存する

マクロのペースト設置が完了したら、先に設置したエクセルファイルを保存しておきます。

エクセルファイルの保存方法は、リボンの「ファイル」タブから「名前を付けて保存」を選択します。

保存先を決めた後、注意点としてファイルの種類を「Excelマクロ有効ブック(.xlsm)」で必ず保存します。

完了と起動
エクセルマクロを起動する

準備作業⑤までで全て設置作業が完了しました。

後はマクロを起動するだけです。

マクロを実行する

エクセルのリボンの「マクロ」ボタンをクリックする または 「Alt+F8」をクリックすると、

マクロウインドウが表示されます。目的のマクロ名を選択して「実行」ボタンをクリックすると起動します。

マクロをコピペで使う まとめ

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Webには、いろいろとちょっと使いたいマクロ(エクセルVBA)が紹介されているものです。

エクセルVBAをかじりだした人には、それほど難しくはないコードの入手取り込みも、

初めての人には敷居が高いのかもしてません。

VBAを少し勉強しだすと「なぁーんだ!そうか!」となるのですが、その1歩、背中を押すものがないと中々なのはわかります。

毎回ですが、これを機会にVBAをやってみて、自分のスキルを上げていきましょう。

エクセルVBAを独習するのに参考書は欠かせません。 参考書選びは自分に合った「相棒」にできるものを選んでいきたいです。

vbastudyeyecatch2 エクセルVBAの独習でおすすめ参考書を7冊選ぶ。良書との出会いは大切です

今回の記事はここまでです。   最後までご覧いただき有難うございました。

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VBAコードの記述記事においては、その記述には細心の注意をしたつもりですが、掲載のVBAコードは動作を保証するものではりません。 あくまでVBAの情報の一例として掲載しています。 掲載のVBAコードのご使用は、自己責任でご判断ください。 万一データ破損等の損害が発生しても当方では責任は負いません。

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