書籍のFAX注文書A4テンプレートを作ります。データの自動入力の用紙として使用しますが、そのまま手書きでFAX、データ打ち込みでメールとして利用可能です。
こんにちはじゅんぱ(@junpa33)です。
今回はFAX注文書テンプレートを作成します。
作成したテンプレートは、完成後プリントアウトして手書きで利用することも出来ます。
もちろん、PDF化して使用いただくことも出来ます。
エクセルブックを新規作成して作業していきます。
FAX注文書作成の記事編成
- FAX注文書作成ツールの使い方とダウンロード
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エクセルBOOKを新規作成しテンプレートを作成
新しいエクセルブックを立ち上げて、FAX注文書テンプレートを作っていきますが、後々にそのテンプレートにデータを入れる方法は、VBAコードで行うことになります。
なので、今回はエクセル関数式などは、各セルには全く入れる必要がありません。全くの空のテンプレートづくりとなります。
ブック名とシート名を付ける
ブック名は「FAX注文書テンプレート.xlsm
シート名は
- 「Sheet1」は「設定とスタート」
- 「Sheet2」は「発注資料表」
- 「Sheet3」を「テンプレート」
とします。
この記事で使うのは、「テンプレート」シートを使用します。
前回記事の「Sheet2(シート)名の変更」ででご確認ください。
印刷時の余白設定をする
「テンプレート」シートのページ設定を行います。
「ファイル」タブから「印刷」を選択し、ページ設定をクリックして開いてください。
ページタブでは、「印刷の向き」を「横」で選択します。
余白タブでは「上」「下」は1.5、「左」0.5、「右」1 に設定します。
行と列の幅を設定する
テンプレートのデータ入力スペースを作っていきます。
- A列からX列まで 39ピクセル
- Y列 12ピクセル
- Z列とAA列 20ピクセル
- AB列からAE列 39ピクセル
- 1行目・3行目から6行目・8行目・12行目・14行目を 25ピクセル
- 2行目を 110ピクセル
- 7行目・9行目を 140ピクセル
- 10行目・11行目・13行目・15行目を 40ピクセル
そして セルE1からセルX15までを掴んで
セルに罫線を引きます。一番薄い破線でいいかと思います。
セルを結合し入力項目名を入力する
セルの結合方法を確認したい場合は、
先記事「セルを結合します」をご覧ください。
体裁をこのようにしてください。
- セルE1からH1を結合 「FAX専用」とタイピング
- セルE2らH2を結合 (番線印スペースです)
- セルE3 「部数」とタイピング
- セルF3とG3を結合 (注文数スペース)
- セルH3 「冊」とタイピング
- セルE4からH4を結合 「ISBN」とタイプ
- セルE5からH5を結合 (ISBNスペース)
- セルE6 「摘要」とタイプ
- セルF6とG6を結合 「書名」とタイプ
- セルH6 「発行所」とタイプ
- セルE7・E8・E9・E10を結合 「品切・未刊 ・出来予定 月 日 保留不可・重版予定無」とタイプ
- セルF7からG9を結合 (書名スペース)
- セルH8 「著者」とタイプ
- セルH9とH10を結合 (著者スペース)
- セルF10 「回」とタイプ
- セルG10 「巻」とタイプ
- セルE11 「本体価格」とタイプ
- セルF11からH11を結合 (本体価格スペース)
- セルE12 「注文日」とタイプ
- セルF12からH12を結合 (注文日スペース)
- セルE13とE14を結合 「来店配達通知」とタイプ
- セルF13とG13を結合 (客注名スペース)
- セルH13 「様」とタイプ
- セルF14 「TEL」とタイプ
- セルG14とH14を結合 (電話番号スペース)
- セルE15とF15を結合 (注文番号スペース)
- セルG15 「扱者」とタイプ
この作業をした部分 セルE1からH15を掴んで枠線を描きます。
この様になります。
同様にこれと同じものをあと4つ作ります。
コピペで列のE列F列G列H列を掴んで右クリックコピー、I列を掴んで右クリックペースト
これで同じものが隣にペーストされます。
同様にあと3回繰り返せばOKです。
テンプレートを完成させる
セルを結合します。
一部結合したセルに文章を挿入します。
- セルAE2からセルAE6を結合 「FAX注文書」とタイプ
- セルAD2からセルAD9を結合 (FAX送付先スペース)
- セルAB1からセルAB9を結合 「お世話になります。下記書籍発注いたします。宜しくお願いいたします。」とタイプ
- セルAD10からセルAD15を結合 (自店名1スペース)
- セルAC10からセルAC15を結合 (自店名2スペース)
- セルAB10からセルAB15を結合 (住所スペース)
- セルAA10からセルAA15を結合 (電話番号スペース)
- セルZ10からセルZ15を結合 (FAX番号スペース)
- セルC1からC15を結合 「品切中や重版予定ありの場合は、注文保留にてお願いいたします。」とタイプ
- セルB1からB15を結合 「未刊の場合は、発注予約としてお願いいたします。」とタイプ
- セルA1からA11を結合 「令和 年 月 日( )搬入予定 搬入日をお知らせください。」とタイプ
- セルA12からセルA15を結合 (相手先FAX番号スペース)
列で縦に結合したセルに横書きの文章を表示するには
”ホームタブ”の”配置”グループで”方向ボタン”で操作指定してください。
これでテンプレートの作成は完了です。
FAX注文書テンプレート作成のまとめ
今回はFAX注文書テンプレートを仕上げました。
エクセルVBAでコード記述してテンプレートを仕上げてもよかったのですが、何回も使用するコード文にはならない(最少
回数1回使用で終わりとか)ので、手作業で行うことにしました。
目視で仕上がりを順に確認できるという利点もありますので、適宜微調整があれば修正してください。
次回からはこのテンプレートに注文する書籍情報が自動挿入されるように設定していきます。
また、手書き手打ちで使う場合はこのままでも利用いただけます。適宜ご利用ください。
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エクセルVBAの独習でおすすめ参考書を7冊選ぶ。良書との出会いは大切です今回の記事はここまでです。 最後までご覧いただき有難うございました。
<記事内容についての告知>
VBAコードの記述記事においては、その記述には細心の注意をしたつもりですが、掲載のVBAコードは動作を保証するものではりません。 あくまでVBAの情報の一例として掲載しています。 掲載のVBAコードのご使用は、自己責任でご判断ください。 万一データ破損等の損害が発生しても当方では責任は負いません。
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